2004年それは大雨が降った後の夏の夕方だった。 午後から時間があったのでいつもの東部の渓へ。さっそくキャスト!! いつものようにそこそこの魚達が楽しませてくれえる。そろそろ終盤ポイントへ。 いつもチビアマゴしか出ない場所だが、増水のせいか絶好ポイントに見える。 アピールを考えスタンダード#14(ボディは#12くらいのドライウイングを羽に見立てたオリジナル?)の大きいフライを繋ぐ。 右奥の流れへプレゼンテーション!! 一発で『バグッ!!』 ムムッ25cm以上はある引きだ!! 手前の流れまで持ってきたがグッグッグッと底に引っ張られる。 増水の流れに立ち込んでランディングしようとしたが足場が悪い。またまた引っ張られる。思わずへっぴり腰に! あたふたしながらもなんとかランディング!!これはおっきい~♪しかもぶりぶり!♀かな?さっそくメジャーを当ててみる。 おおっ!! ジャスト30cm!! (よくばって魚体をまっすぐ伸ばして測ってみても・・・どうやっても30cm) フライフィッシングを始めてから(正確にはやっと渓流でアマゴが釣れ始めて)7年目のシーズン・・・初めての渓流での尺アマゴ♪ (この年に3年目で尺を釣った知り合いがいた!) 長かった・・・30cm・・・尺・・・なぜ30cmなのか?・・・この単位にこだわって・・・ 始めた頃は高知には専門ショップがなく周りにはフライフィッシングやっている知り合いがいなかった。 最初は何も分からず真夏に標高の低い川で釣ったりして、アマゴのいる渓を探して苦労していた。 キャスティングしたとおもえば木に引っ掛かり、投げている内に「ブチッ」とフライはどっかに飛んでいくし・・・フライも買ったもので300円があっとゆうまに・・・(泣)釣っているよりもトラブル対処の時間が異常に長かった。 アブラハヤ,カワムツ,オイカワばかりでアマゴがいてもへたくそで釣れなかった。 車はローダウン仕様スポーツカーでダートへ突入し、はるばる何時間も掛けて渓へ足を運びアマゴが釣れないと1~2時間で嫌になり、山奥で一人いるとやっぱり寂しくなって帰ってきていた。 あの頃の苦労があって続けてきたからこそ、この時を迎えられたんだ。 思い返せば夢中になっていた時間ってやっぱり楽しかったなーと。
by ffdys123
| 2004-08-29 17:23
| 記憶に残った魚達
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